冨田勲の世界 オリジナル紙ジャケット・コレクション
第1回8月25日発売 第2回9月22日発売 各1枚 ¥2,100(税込)
第1回8月25日発売
月の光 Snowflakes Are Dancing


米RCAより1974年に発売されたトミタのシンセサイザー・デビュー・アルバム。従来のシンセサイザーに対する意識を一掃した奥深いイメージと叙情性で、たちまち全世界で空前の大ヒットとなり、トミタの名前を一躍知らしめた。日本人として初めてグラミー賞の4部門にノミネートされ大きな話題を集めた。またアメリカにおけるレコード・セールス上、最も実質的な意味を持つNARM(全米レコード販売者協会)の'74年度最優秀クラシカル・レコードに選ばれるという栄誉にも輝き、名実ともに世界の「トミタ」の輝かしいスタートとなった。
●LP日本発売:1974年8月25日
冨田 勲(シンセサイザー) CD:BVCC-37405
展覧会の絵 Pictures at an Exhibition


各方面の注目の中で、デビューの翌年にリリースされた第2作。馴染み深いメロディーを壮大な迫力と機知に富んだアレンジで展開させ、期待に相応しいトミタ・サウンドを聴かせる。NARM'75年度同部門最優秀レコード2年連続受賞、'75年度日本レコード大賞企画賞受賞。
●LP日本発売:1975年2月25日
冨田 勲(シンセサイザー) CD:BVCC-37406
火の鳥 The Firebird


原曲スコアを大胆なイメージで飛翔させたシンセサイザーが描き出す音の風景。トミタの人気は上昇の一途を辿り、アメリカのロック・アーティストの間でもトミタの名前は神格化され、多くのインタヴューやコラボレーションの依頼が殺到した、トミタ・シンセサイザー・サウンドの第3作アルバム。
[カヴァー・イラスト:手塚治虫]
●LP日本発売:1975年9月5日
冨田 勲(シンセサイザー) CD:BVCC-37407
惑星 The Planets


LP発売と同時に全世界で大ヒットとなった第4作目。トミタの目は無限の宇宙に向けられ、未知数の魅力を秘めたシンセサイザーにとって格好の舞台であることを示した。従来のステレオをさらに発展させた特殊効果で、リスナーが宇宙空間に放り出されるような驚異的な音体験も可能にしたサウンド・デザインが大きな注目を浴びた。まさにトミタ・スペース・サウンドの代表作といえる1枚。
●LP日本発売:1976年12月20日
冨田 勲(シンセサイザー) CD:BVCC-37408
惑星 The Planets


「惑星」「宇宙幻想」「バミューダ・トライアングル」という「宇宙3部作」の後に発表された第7作アルバム。眩いばかりの色彩美に満ちたメルヘンの世界。これまでのトミタの音楽作りは、原曲を生かしつつも、巧みに自らの想像力を生かし独創性を強く押し出した独特の音楽を生み出してきたが、ここでは一転して第1作の「月の光」同様、フランス音楽に新たな光を与え、原曲のメロディーの美しさを忠実に生かし、なおかつシンセサイザーから創り出される、生のオーケストラでは決して聴くことの出来ない洗練された色彩の美しさをたっぷりと味あわせてくれる。
●LP日本発売:1979年9月5日
冨田 勲(シンセサイザー)CD:BVCC-37409
第2回9月22日発売
宇宙幻想 Cosmos


「惑星」で扉を開けた宇宙への飛翔は、この第5作目でさらに多彩なきらめきを放つ。クラシックの名小品を各々冨田氏のイメージにより変幻自在にシンセサイザーにのせて小宇宙を形成し、全曲を通じてはひとつのスペース・ファンタジーを表している。ここでもまるで音が飛び交うように聴こえる録音がなされ、プレイ・ボタンを押した時からトミタの世界に聴く者は引きずり込まれる。
●LP日本発売:1977年12月20日
冨田 勲(シンセサイザー)CD:BVCC-37410
バミューダ・トライアングル The Bermuda Triangle


トミタ・スペース・サウンドの第3弾になるこのディスクで、遂に魔の三角海域と呼ばれている謎のバミューダ・トライアングルに挑戦した。シベリウス、プロコフィエフなどの冷たいムードを醸し出す曲をトミタの作曲でつないだ今までにないオリジナル性の高さ、5チャンネルを駆使した試みもなされ、トミタのチャレンジはとどまるところを知らないと絶賛された名作。
[アートワーク:横尾忠則]
●LP日本発売:1978年12月5日
冨田 勲(シンセサイザー)CD:BVCC-37411
大峡谷 Grand Canyon


トミタ・シンセサイザー・サウンドの頂点を極めた色彩美あふれる雄大なグランド・キャニオン! 色鮮やかに雄大な音楽宇宙、これがトミタのニュー・サウンド!! オリジナル・アルバムとしては「ダフニスとクロエ」以来、2年半ぶりの沈黙を破り、満を持して発表されたアルバム。「サウンド・クラウド」と呼ばれた野外でのパフォーマンスでの経験も織り込まれ、フル・オーケストラを模してこのアルバムは「冨田勲&プラズマ・シンフォニー・オーケストラ」とのクレジットで発表され、シンセサイザーのサウンド・パレットが無限の拡がりを見せた。
●LP日本発売:1982年2月21日
冨田 勲&プラズマ・シンフォニー・オーケストラ
CD:BVCC-37412
ドーン・コーラス Dawn Chorus


星のオーケストラが謳いあげる壮大な宇宙ロマン」! スペース・サウンドとしては最後のオリジナル・アルバムとなった傑作。ブラジルの名作曲家ヴィラ=ロボスのブラジル風バッハとパッヘルベルのカノンなどクラシックの超有名人気曲を使いながら、夜が白々と明けるころ地球周囲の天界で奏でられる「ドーン・コーラス(暁の合唱)」や「クリック」、「太陽の嵐」といったパスル信号を宇宙科学研究所の協力で収録したことも大きな話題となった。
●LP日本発売:1984年6月21日
冨田 勲&プラズマ・シンフォニー・オーケストラ
CD:BVCC-37413

「月の光」発売30周年記念 初回限定プレス発売

ザ・ベスト・オブ・トミタ

 1932年(昭和7年)東京生まれ。慶応義塾大学在学中に作曲家・平尾貴四男、小船幸次郎に師事。1950年代前半から放送、舞台、映画、コマーシャルなど多彩な分野で作編曲家として優れた作品を数多く残している。
 トミタの名前を世界的に決定づけたものは、彼のシンセサイザーによる本格的な第1作「月の光〜ドビッシーによるメルヘンの世界」である。このレコードは当初まずアメリカで発売(アメリカにおけるタイトルは"Snowflakes Are Dancing")され、ビルボード誌のクラシックチャート第1位を獲得、全世界で空前のヒットとなった。この作品はオーケストラのすべての音色づくりはもちろん、全パートの演奏と録音も冨田自身が一人でこなしたもので、この音楽制作方法は現在主流となるパーソナルスタジオでの音楽制作の先駆けとなった。
 シンセサイザー以外にも、NHK大河ドラマ「花の生涯」「天と地と」「新平家物語」「勝海舟」「徳川家康」等があり、その他のテーマ音楽としては「新日本紀行」「現代の映像」「大モンゴル」等がよく知られている。また映画の分野では「千一夜物語」「飢餓海峡」「ノストラダムスの大予言」「学校シリーズ」「たそがれ清兵衛」など多数がある。アニメ映画では手塚治虫作品の「ジャングル大帝」など多数ある。また'84年から"サウンドクラウド"という野外でのパフォーマンス・コンサートを成功させ、大きな話題となった。その後の音楽活動、文化の向上に貢献した受賞など、枚挙にいとまなく、最近のマルチ・チャンネル作品など、その創作意欲はますます止まるところを知らない。
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